WordPressショートコードで消費税の計算を自動化する方法
お久しぶりの副長です。
4月から消費税の総額表示が義務化されることになり、アフィリエイト界隈でも話題になっていますね。
商品価格を手打ちで記載していると、こういうときに修正が大変になります。
私がWordPressで記事を書くときは、以前から価格の部分をショートコードで記載していました。
ショートコードにしておくと表記修正も非常にラクなので、この機会にご紹介します。
ショートコードを作るにはfunctions.phpに追記する
WordPressでショートコードを使うには、テーマフォルダにあるfunctions.phpに追記する方法が確実です。
プラグインを使う方法もありますが、あまりプラグインに依存すると将来のアップデートに対応できないので、あまりオススメできません。
//消費税の計算
function tax_func($atts){
extract( shortcode_atts( array(
'p' =>0, //税抜価格(初期値0)
), $atts) );
$ret = number_format(floor($p*1.1)).'円';
return $ret;
}
add_shortcode('tax','tax_func');
こんな感じでfunctions.phpに追記して、
WordPressの投稿画面でショートコードを書けば、
このように表示されるはずです。
軽減税率に対応する
サプリなどの食品類を掲載している記事だと、軽減税率にも対応したいですよね。
//消費税の計算(軽減税率対応版)
function tax_func($atts){
extract( shortcode_atts( array(
'p' =>0, //税抜価格(初期値0)
'r' =>0, //軽減税率の対象である場合は1、対象外は0
), $atts) );
if($r == 1){
$rate = 1.08;
}else{
$rate = 1.1;
}
$ret = number_format(floor($p*$rate)).'円';
return $ret;
}
add_shortcode('tax','tax_func');
軽減税率に対応させるには、上記のようなショートコードを追記します。
投稿画面でこのように書くと、
このように軽減税率で計算した結果を出してくれます。
functions.phpの追記は子テーマで行う
functions.phpを下手にイジってしまうと、エラーが出てサイトが表示されないというトラブルが起きることがあります。
そんなトラブルを避けるには、子テーマのfunctions.phpを改変する方法が良いです。
最近はテーマの配布元でも、改変用の子テーマを用意してくれていますね。
CSSを改変するときも、子テーマで行ったほうが無難ですね。
なるべく将来の修正作業を減らす
せっかくWordPressを使っているのなら、このようにショートコードを活用してメンテナンス作業を省力化したいですね。
消費税以外でも、
- 本体価格の改定
- 商品名の変更
- スペックの変更
といったケースでも柔軟に対応できるようになりますよ。